英国日記19
IIfracomb
ノッティンガムと正月
クリスマス休暇は我々がイギリスに来て初めて経験するまとまった休み
であった。どこかに旅行でもすれば良かったのかもしれなかったが、イ
ギリスの生活に慣れるのに精一杯で、旅行の計画などをたてる余裕もな
かったというのが正しい。
結局、クライフィールドで新年を迎えることになる。そのかわり、28
日から大晦日の31日にかけて、毎日いろいろな町に行った。すでにお話
しした、ストラットフォードやレミントン、コベントリーの町はもちろんだが、
コベントリーから比較的近いノッティンガムにも行った。というのも我
々が日本から持って行った「地球の歩き方」という本のノッティンガムの項
には素晴しいお城の写真が載っていたので、是非見にいきたいというこ
とになったからであった。
ところが、ノッテインガムに着いたら、確かに代官の住んでいた城跡は
あったのだが、本のような城ではない。本に載っていた写真が違ってい
たのである。次の版では確か正しい写真に代わっていたと思う。イギリ
ス人に写真を見せたら多分ヨーロッパの城ではないかといっていた。と
ころで、このノッティンガムはロビンフットが
活躍した場所ということでも有名である。ノッティンガムの北側には、
シャーウッドの森が広がる。お城の見学の後、町のミュージアムに行
った。といってもまだオープンしたての新しいもので、アミューズメ
ント調のもので、ロビンフットにちなんだものの解説や展示だったよ
うに思う。だがそれなりに楽しめた。
イギリスの大晦日は日本のような緊張感は全くない。ごく普通の日のよ
うである。我々は、クライフィールドのkさん一家とバーミンガムの中
華材料店に買い出しに行った。というのもkさんが中古の車を手にいれ
たので、中華材料店の場所をお教えするためでもあった。夜は、TVを
見て過ごしたが、日本のような紅白歌合戦はもちろんない。しかし、
ゆく年くる年のように、各地の様子を中継してカウントダウン
をするというのがあった。
イギリスの冬の夜は長い。というのも夕方3
時頃から暗くなり、4時には真っ暗だからである。冬の夜は時として嵐
の様に風が強い日がある。
もしかすると、風の音からこの辺をクライフィールドと呼んでいるのか
もしれない。
イギリスでは台風はないが、台風に匹敵するような嵐はあるのである。
それほど風が強くなくともイギリスの冬の夜は一種独特な雰囲気がある。
ところで、話は違うが、日本では花火というと夏にやるのが一般的だが
、イギリスでは冬に行うことが多いようである。(Fireworksという)
ただし、日本の花火のように一人一人が手に持ってやる花火はほとん
ど売られていなかったように思う。
イギリスでは夏はかなり遅くまで明るいので、夏に花火をするという
感じではなのかもしれない。
さて、元旦に何をしていたかは今となっては忘れてしまったが
2日にはyさんの家にお呼ばれし、日本から送ってきたというおせち料理
をご馳走になった。