英国日記24
Edinburgh

イースター休暇 1(ピークディストリクト)

この年(1989)は3月23日から29日の1週間がイースターの休暇となっ た。日本ではちょうど卒業式のシーズンである。われわれはこの休暇を 利用してイギリスでは初めての泊りがけの旅行に行くことにした。
コースはピークディストリクト(Buxton) - レークディストリクト - ヨ ークというもので、イングランド北部を西から東に横切るといった感じ である。はじめての泊りがけということで、事前に本で宿を色々さがし 事前に予約をとって行った。最初のBuxtonという町はピークディストリ クトの丁度南側にある町で、コベントリーからはそんなにかからずに行 ける。そんなわけで Buxtonについて宿の場所を事前に確認しておき、 ピークディストリクトに出かけた。その名前のとおり、ここはイングラ ンドにはめずらしく山岳地帯である。といっても日本の山に較べればは るかに低いし険しくもないが、それでも日本人にとっては懐かしく思え た。ピークディストリクトは全体が国立公園になっている。われわれは、 そこで、地下湖の洞窟探検というのに入った。
エレベータに乗って地下まで行くとそこに地底湖があり、そこからボー トに乗り換える。ボートで洞窟の奥まで連れて行かれそこにちょっと広 めの場所がありそこで降ろされる。ボートは前の組の人達を乗せて戻っ ていく。次の組の客を乗せて再びボートが来るまで、その間我々はその 周りの洞窟を見て回るといったものである。日本だと一人1200円位 とるだろうが、イギリスでは大人2人で6ポンドであった。(多分、子 供はただだったと思う)
ピークディストリクトをドライブした後、その 日に泊まる宿に行った。ここはゲストハウスと呼ばれるものでB&Bの一 種である。B&B (Bed&Breakfast)だとたまに当たりはずれが あるようだが、ゲストハウスはやや高めだが、あまりはずれはないよう に思える。後で我々は予約なしに色々なB&Bに泊まることになるが、初 めての旅行での宿としてはなかなか良かったと思う。(実は、次に泊ま ることになる湖水地方のゲストハウスが最高に良かったので、Buxtonの 宿は多少影が薄くなってしまった)
Buxtonは小さな町であるが、宿の前が大きな公園になっていて 部屋の半円形の出窓からは公園とその中の植物園のガラスばりの 屋根が見えてながめは良かった。B&Bという名のとおり、夕食はでない。 そこで我々は散歩がてら町にいき、食べ物やを探した。なかなかピン と来る店がなかったのでフィッシュアンドチップスと同じ店でカレー を買って食べた。カレーは日本のカレーに近い小麦粉入のどろっと したものでそれなりにおいしかった。
B&Bでは、このように夕食がでないので料金が安い。日本で言 う素泊り程度である。ちなみにこのゲストハウスの場合は、大人2人、 子供1人で31ポンド。子供は無料だったと思うので、一人当たり3500 円弱である。それでもゲストハウスなので、ほかの B&Bよりは高めで、 B&Bだと10-13ポンド程度である。イギリスでは、高速もただだし、宿 も安いので旅行しないほうがもったない。日本だと旅行をしようと 思ったら、1泊最低でも1万円以上は覚悟しなければならない。さてB& Bのもう一つのbreakfast、つまり朝食がなかなかいい。イギリスのどのB&B に泊まっても朝食の内容はどこも同じであり、特に料理に腕がいると いうものでもないので当たりはずれがない。トーストと卵、ベーコン、 ソーセージ、焼トマト、ジュースおよびコーヒーまたは紅茶というのが その内容である。ジュースはオレンジが一般的だが 100%果汁である。 卵はフライドエッグ(目玉焼)が一般的だが、スクランブルエッグも たのめば出してくれる。これだけは、ふしぎに毎朝同じメニューでも 飽きなかった。
Caerphilly
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