英国日記48
ルーブル美術館

ストラスブール(パリ2)

パリに着いて2日目、我々はルーブル美術館に行った。ルーブルは広 いので、一日では十分に回り切れない。見たいところを選んで十分に 時間をかけないと疲れてしまう。日本では行列ができて近くで では見れないような絵でも手にとるようにして見ることができる。モナ リザはさすがにガラスケースに収めれていたが、その他のものは裸で飾 られている。さすがに我々も疲れてすべて見ることはできなかった。
ルーブルを出てレストランの前を通ると、フランス人が 日本語で呼び込みをしている。フランスでは英語は通じないといわれて いたのに、日本語が通じるとはいかに日本人観光客が多いかがわかる。 もっともフランスでは英語が通じないわけではない。多くのフランス人 は英語がわかるし、話もできるようであるが、母国語を大事にしてフラ ンス語を話すというわけである。さて、われわれは日本語で呼び込みを しているレストランでなく、近くの日本料理屋、といってもラーメン屋 であるが、そこに入った。やはり日本食に飢えていたからである。 しかし、その店はあまりおいしくなかった。
そのあと、コンコルド広場までぶらぶらしながら、そこか らセーヌ川を渡りカルチェルタンの方まで歩いていった。前から来た2 人の女子学生がすれちがってから再び我々のところに追いかけてきた。 なんだろうと思っていたら、娘の瑛美にキスをさせてくれという。 これが、男子学生だったら断わるところだが、美しい女子学生なので ついOKをした。東洋人の子供は向こうの人にとっては日本人とは違った 感覚で写るのだろう。
凱旋門

さて、食事の話ばかりで恐縮だが、(正直をいえば、食事に関しては記 憶がはっきりしているのだが、その他の見聞きしたものは記憶がかなり 薄くなってしまっている)とにかくカルチェラタンで夕食をとることに なった。その日は中華料理店に入った。 中華料理に関してはイギリスでもフランスでも同じようにおいしい。
しかし、勘定になって日本から持って行ったカードが使えなかった。 住友VISAもダイナースも駄目だという。店の前には、これらのカードの マークがあったので入ったのにと思いつつ、3度目の 正直で最後にイギリスの銀行で作ったカードを出したら、これならOKだ という。同じVISAカードなのにと思ったが、現金(フラン)はあまり持 っていなかったので、とりあえずはどうにかなった。しかしあまりすっ きりしなかった。家内なんかは、皿洗いでもしていけばよかったのにと 冗談をいう。そういえば、日本から来た人が、日本でゴールド カードまで作って、ロンドンのハロッズで買い物をしたが、そのときも 日本のカードが使えなかったと憤慨していた。われわれは、この時以外 に、日本のカードが使えなかったことはなかったが、同じVISAでも通用 しないところもあるのかもしれない。

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